ダイロン製品について、お客様よりよくあるご質問と回答をご紹介します。
こちらにないご質問は、dylon-information@dylon.co.jpまでお気軽にお問い合わせください。

染め方について

お洋服全体を染めたい場合は「ダイロンマルチ(高温染め)」または「プレミアムダイ(40℃の中温染め)」をお使いください。
詳しくは商品カタログをご覧下さい。

染料の量は染めるものの重さで算出します。
マルチは1袋で250gの繊維が染まります。ただし濃色の染料(黒や茶、ネイビー)を使う場合は染料を倍量お使い下さい。
プレミアムダイは全色1袋で250gの繊維(約Tシャツ2枚分)が染まります。

あまりにも長い時間浸けておくと、色ムラの原因になります。
所定の染色時間を守るようにしてください。

ムラを防ぐポイントは、以下の3点です。
①染める前に必ず布を洗って湿らせておく
②染料のダマが残らぬようよく混ぜる
③染めている最中は布をよく繰り混ぜる

染料を複数使う場合は、塩とお湯の量も比例して増やしてください(2袋使う場合は、塩、お湯ともに2倍)。ただし、お湯に関しては、染めるものが染料液の中で十分に泳げる程度の量を目安に加減してください。

染色する時間は2倍になりません。所定の時間を守って染色してください。
マルチは約40分、プレミアムダイは約1時間です。

一般に販売されている食卓塩で十分です。天然塩などの高価なものを使う必要はありません。また、分量は必ず計量スプーンなどを使って、正確に計ってください。

一般的な洗濯物と同様、直射日光には色を退色させてしまう力があるからです。染色後はもちろん、色持ちをよくするためにも、その後の洗濯時も陰干しをお勧めします。

一般に販売されている洋服類は、生地自体は天然繊維でも、ミシン糸にはポリエステルなどの化学繊維が使われていることがあります。そのような場合には、ミシン糸部分のみ染まらず、白く残ってしまうことがあります。

よく混ぜることが重要です。放置せず、10分に1回くらいよく混ぜて下さい。
また水量が少ないとムラになりやすいので、染めるものが十分に浸る水量をお使い下さい。
染色が初めての方は、タオルなど簡単なもので練習することをお勧め致します。

目に見えないシミがあった場合、染色後に色が浮き出てくる場合がございます。
油性の汚れ、防虫剤、消臭剤、染み抜き剤等の薬品が残っている箇所は色が濃く浮き出てきます。

染料のかくはん不足が原因です。
染料の溶け残りがあると染料の粒子がそのまま生地に付着してしまいます。
染料は泡立て器などを使って、完全に溶かすようにして下さい。

漂白した繊維は傷んでいるため、うまく染まらない場合があります。

お湯の温度が低いと染まりが悪くなる可能性がございます。また、お湯の温度が高すぎると生地を傷めてしまったり、失敗の原因になりますのでご注意ください。

染め始めが40度であれば、染める過程で温度が下がっても問題ありません。

カラーストップについて

色落ちが心配な場合はカラーストップ(色止め剤)をお使い下さい。
カラーストップを使用してもお洗濯の際に色が落ちることがあります。最初の数回は単独で手洗いして下さい。
また過度な摩擦や汗、雨に濡れた際にも色が落ちることがありますのでご注意下さい。

染色後に使います。
染色後、すすぎの直後に使用しても構いませんし、一度乾かして色味を見てから使用しても、どちらでも効果は変わりません。

40〜60℃のお湯をお使い下さい。温度が高い方が効果的です。
お湯の量は色止めするものが十分浸かる量をお使いください。染色した時と同じくらいの湯量が目安です。

ご家庭で洗えるものでしたら大体のものに使えます。

化学染料で染めたものの色止め剤ですので、天然染料の色止めには使えません。

染める素材について

染料(商品)によって異なりますが、綿、麻などの天然繊維、ウールやシルクなどの動物性繊維、ナイロン、レーヨンなどの化学繊維、塩化ビニール、羽根、和紙などさまざまな物に対応できる染料が揃っています。
ポリエステル、アクリルは染まりません。
繊維に合った染料の詳細はファブリックチャートをご確認ください。

染色する際はお湯の中に約1時間浸けますので、基本的には“水洗い不可”の洗濯表示のものは、染めない方が良いです。
水洗い不可のものを染めると、縮み、型崩れ、生地の風合いの変化などが生じます。

色について

染める素材の性質によって多少の色の差が生じることがございます。予めご了承ください。
元に色があるものを染めると、元の色と染料の色が混ざった色に仕上がります。
また、淡色の素材を濃色(黒や紺)に染まる場合、一回の染色では濃く色が入らないことがございます。
その場合は2、3回重ねて染めてください。

同じ染料同士(マルチならマルチ)でしたら色を混ぜることは可能です。自分だけのオリジナルカラーを作ることができます。
プレミアムダイは1袋に染料と定着剤が一緒に入っていますので、少量ずつ使うことはお勧めしておりません。色を混ぜる場合は1袋単位で混ぜてご使用下さい。

染色は元の色が影響しますので、元に色がついているものを染めると混ざった色に仕上がります。絵の具の混色と同じ感覚です。
元の色と染料の色が混ざった色に仕上がりますので、濃い(暗い)色から薄い(明るい)色への染め替えは出来ません。

※ 仕上がりは染めるものによって異なりますので目安としてお考え下さい。

日本版(Velvet Black)と英国版(Intence Black)で色名が異なりますが、中身は同じものです。

その他

「マルチ」の染め液はとっておけますが、再度、染める時は適量の染料を加え、加熱する必要があります。
「コールド」「プレミアムダイ」の染料は、残念ながら一度使った染め液を再使用することはできません。

プラスチック製の容器は染まってしまいますが、ステンレスやアルミなどの容器であれば問題ございません。

家庭用洗剤でよく洗えば、問題ありません。
鍋に色が付いてしまった場合は台所用漂白剤で洗えば落とすことが出来ます。

大丈夫です。有害な成分は含まれていませんので問題ありません。

石鹸と温かいお湯でよく洗い、ハンドクリームをつけておきます。これを2~3日繰り返せば、キレイに落ちます。身体への悪影響もありません。

下記の商品は廃盤となっています。代替え商品は現在のところありません。
ダイロンコールド、マシンダイ、ハンド、ウッドダイ、プリダイ(ダイゴン)、カメレオンシューカラー、スェードシューカラー、レザーシューダイ、イメージマーカー、バティックキット、デザイナーデニム、ダーティーデニム

説明書は袋の裏に貼り付けておりますのでご確認ください。

現在、クローズ中です。再開の際にはホームページなどでお知らせいたします。

都合により、現在は染色サービスの受付を停止しております。